世界的な鋼材市況の低迷が続く中、米国市場のみ「逆行高」が進んでいる。 鉄鋼メディアのカラニッシュによると、先週時点で北米の熱延コイル市況はショートトン当たり830~840ドル(メトリックトン換算で920ドル前後)と1カ月間で70ドルほど上昇。一方、欧州北部ではトン当たり630~660ドルとジリ安が続き、ドル換算では690ドルと5カ月ぶりに7...