――前期(23年3月期)の総括を。 「売上高は前の年を上回ったが、増収減益となった。自動車向けが客先の在庫調整長期化によりコロナ禍前の水準に戻り切れない中、それをカバーしてきた半導体製造装置向けも22年に入り急ブレーキがかかった。収益面では、素材価格とエネルギーコストの上昇分について価格転嫁に取り組んできたが、すべてを転嫁できず厳しい結果とな...