――まずは昨年度の振り返りから。 「銅板条の販売量は、夏ごろから半導体関連が大きく落ち込んだ。自動車関連は完成車の生産計画が下振れ、今年1月くらいから陰りが見え始めた。ただ、そこまで数量的な影響は大きくなく、自動車関連は2~3%程度の減少幅。結果、22年度銅板条販売実績はフル操業が通年続いた前年度比で6%減の月間平均4400トンとなった。厳し...