鉄鋼産業懇談会の中村真一会長(日本製鉄副社長)は7日、薄板3品在庫が10月末で450万トン強とコロナ前の水準まで増加したことについて、「半導体不足によるサプライチェーンの混乱で、自動車生産が10~12月期に減退する影響が大きい」とする一方、来年1~3月期以降に自動車向け需要が回復するとの見方を示し、在庫増は一時的な現象と指摘した。 同懇談会...