条鋼建材製品は再び先高観が台頭してこよう。異形棒鋼は上値をうかがう展開。原料急騰で電炉は9万円台半ばに目線を上げ、需要家側も手持ち案件の消化を進めそうだ。H形鋼も高値寄り。日本製鉄は販価を据え置いたが、電炉は追加値上げに踏み切る公算が大きい。目先は東京製鉄の11月販価が材料視されよう。 鋼板類は薄板3品、厚中板ともに上伸基調で推移しているが...