日本製鉄グループの鋼材輸送を担う日鉄物流は、内航船の燃料油をC重油から高規格のA重油に切り替える。昨年、国際環境規制に合わせC重油を高硫黄品から低硫黄品に切り替えていたが、航行中にエンジンの不具合につながる事例が出ていることから低硫黄のA重油を新たに採用。故障復旧などの作業を減らすことで船員の労務負荷を下げるとともに運航の安定性を高める狙い...