ゼネコン大手の清水建設が、東京都内の現場作業員が新型コロナ感染で死亡したことを受け、緊急事態宣言が終了するまで対象7都府県の工事現場を閉所する方針を示した。製造業に比べて稼働率の大きな落ち込みが見られなかった建設業界だが、建材流通や鉄骨ファブ、鉄筋施工業の関係者からは先行きを不安視する声が広がっている。ジリ安基調にある条鋼建材製品も、需給が...