日本製鉄は7日、新型コロナウイルスの感染拡大で鉄鋼需要が急減していることを受け、上工程設備の一部を一時休止する減産措置を発表した。東日本製鉄所鹿島地区(茨城県鹿嶋市)と関西製鉄所和歌山地区(和歌山市)の高炉各1基を、バンキングと呼ばれる手法で再稼働可能な状態のまま長期間休止する。 自動車やエネルギー産業向けなど主力分野の需要は国内外とも先行...