東京製鉄は17日、3月契約の鋼材販売価格を全品種で前月比据え置くと発表した。全品種据え置きは5カ月連続だが、今回は「これまでの据え置きとは意味が違う」(今村清志常務営業本部長)と指摘。新型コロナウイルスの感染拡大により「春節前までのアジアの市況上昇トレンドは一時停止している。今後、新型肺炎が鉄鋼市場にどの程度影響するか見極めるため静観する」と...