Metal & Technology 鉄鋼新聞

  • メール配信申込
  • 定期購読申込
  • 広告掲載申込
  • ENGLISH
文字サイズ

  • RSS

鉄鋼ニュース

2017/06/20 06:00更新

東京製鉄、7月鋼材販価を5カ月連続据え置き

 東京製鉄は19日、7月契約の鋼材販売価格を全品種で前月比据え置くと発表した。据え置きは5カ月連続。国内は条鋼、鋼板類とも市中在庫は低水準。7月から電炉メーカーが夏季減産期入りする中、需要面は「建築関連の引き合いが着実に増え、潮目が変わりつつある」(今村清志常務営業本部長)とした。需給が一段と引き締まることに加え、電極などの資材もコスト高の要因で「当面の市況は底堅く展開していく」(同)と見込んだ。ただ、現状の市況は「足踏み状態から脱しきれていない」(同)とし、販価を据え置いた。

 7月契約の主な品種の販価(ベースサイズ)は、H形鋼がトン7万8千円、ホットコイルが同6万2千円など。
 足元の輸出商談はホットコイルがFOB500〜520ドル、H形鋼が同540〜560ドルと前月比10ドル下落。ただ、同社では「いささか成約しにくい価格水準」(同)とした。
 建築需要に関しては「国内のスクラップ市況が5月半ばに反転し、足元は上昇トレンド。これを受け、発注を手控えていた物件の明細が出始めている」(同)と述べた。
 中国では地条鋼の生産停止やミニ高炉からの生産シフトで電炉の稼働率が上昇し「電極の需給がタイト化している」(同)と指摘。耐火物も値上がりするなど電炉メーカーにはコスト高の要因が増えており「メーカー側には市況は強含みとの認識がある」とした。ただ、市中の荷動きは勢いが乏しく「流通側には市況が強いという認識は少ない。この食い違いがメーカーと流通の間での市況の温度差になっている」と説明。
 主原料の鉄スクラップ価格については「減産期入りで大幅に上昇する環境ではないが、もう少し値戻しはある」との見方を示した。
 6月生産量は20万トンを予定。うちH形鋼9万5千トン、ホットコイル7万5千トン(うち輸出2万トン)、厚板1万トンの見通し。

続きは日刊鉄鋼新聞をご覧ください。

その他の記事

各記事の詳細は日刊鉄鋼新聞でご覧いただけます。




Copyright japanmetaldaily All Rights Reserved.