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鉄鋼ニュース

2017/03/21 06:00更新

関西の電炉鉄筋棒鋼メーカー、製品価格6万円固め急ぐ

 関西地区の電炉鉄筋棒鋼メーカーが、鉄スクラップや副資材の値上がりを背景に「製品価格6万円固め」に向けて販売姿勢を強めてきた。まもなく本格化する5〜6月出荷分の商談で6万円固めを図るとともに、「6万円は通過点」として販価をさらに引き上げる構えだ。

 メーカーによると、足元の鉄スクラップ価格は約3万円。昨年夏の底値から1万2千円上昇している。4月からは燃料費調整制度および再生エネルギー買取制度に伴う電気代の上昇、電極など副資材の値上がりなどで製品1トン当たり2千円近くのコスト増が見込まれ、「合計で製品1トン当たり1万4千円以上の値上げを実施しなければ1〜3月からの赤字状態から脱却できない」(大阪市内のメーカー)としている。
 メーカーは当初、3月中に販価5万5千円を固めて、4月からは5万8千円以上、その後早期に6万円固めとの見立てで販売姿勢を強めていた。ところが鉄スクラップ市況が上昇する中で、5万5千円での商談はほとんど見送られるとともに、先週までに鉄スクラップ価格が3万円に乗せたことで、メーカーも販売方針をリセットして「新規商談は6万円から」との姿勢に転換した。
 需要家は様子見の構えだが、メーカーでは「鉄スクラップ価格の調整下げ局面はあるが、基本的には高値水準が続く」としてコスト上昇分の転嫁を進める構えだ。

続きは日刊鉄鋼新聞をご覧ください。

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