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鉄鋼ニュース

2017/03/17 06:00更新

日鉄住金建材、合成デッキを北海道でOEM生産。北海道シャーに委託

 日鉄住金建材(社長・中川智章氏)は16日、7月から北海道で合成スラブ用デッキプレート「スーパーEデッキ」のOEM生産を開始すると発表した。住友商事系列でコイルセンター大手、サミットスチールの系列会社である北海道シャーリング(本社・北海道北広島市)へ製造委託する。

 従来は野木製造所(栃木県下都賀郡)から本州での陸送、海送、道内陸送を経ていた道内向けの納期を最短1週間程度と約3分の1に短縮。納期対応力強化と輸送コストの削減も実現する。同社では道内での製造体制を整備するとともに、北海道支店の営業マンを増員するなど販売体制を強化しシェア拡大を図っていく。
 北海道シャーリングは旧住友金属建材の合成デッキを生産。デッキラインは2ラインあり、今回一部設備の改造と新規投資を行う。投資額は非公表だが、設備は日鉄住金建材、基礎や工事は北海道シャーリングが負担予定。製造可能な「スーパーEデッキ」は材質がめっき品のみで、断面寸法は幅600・300ミリ×高さ50・75ミリ。板厚が1・0ミリ、1・2ミリ、1・6ミリで製造長さは1〜13メートルと、断面・端部形状は全仕様が対象となる。
 道内の総デッキプレート需要は年間1万トン程度とされる。農業関連プロジェクトに加え、東京五輪関連でインバウンド向けのホテル需要の増加なども見込まれている。ホテルはRC造中心だが省力化や工期面でメリットの高い鉄骨造化が進んでおり、これまでデッキが適用されていなかった領域での需要も見込まれるという。
 また、将来的には北海道新幹線の札幌延伸に絡んだ再開発需要などビジネスチャンスの拡大が期待される。
 デッキプレートは細やかな納期管理が求められる製品で今回、消費地近くでのOEM生産によりユーザーが調達しやすい環境を整備した。また、新日鉄住金グループとしては北海鋼機が道内でフラットデッキを生産しており、新日鉄住金北海道支店などを含め新日鉄住金グループの総合力を発揮しやすい地域。同社では「世間から当社の本気度を感じてもらう体制にしていきたい」としている。

続きは日刊鉄鋼新聞をご覧ください。

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