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鉄鋼ニュース

2016/02/23 06:00更新

日鉄住金建材の「ノンフレーム工法」、台湾・ブータンで初採用

 日鉄住金建材(社長・小塚修一郎氏)は22日、台湾とブータン王国で斜面安定化工法「ノンフレーム工法」が公共事業として初採用されたと発表した。各国と日本の学術機関との共同研究が評価されたもので台湾では2件、ブータンでは5千平方メートル超の大型案件で採用された。現在、両国のほかインドやフィリピンなどからも関心が寄せられており、今回の採用を契機にアジアを中心とした海外展開を本格化させていく方針。

 台湾では同国水土保持局から前光華農路支線(施工面積約300平方メートル)と林務局から信義區3006保安林(同約500平方メートル)の2件向けに受注した。同社は13年から同国阿里山公路で本工法の試験設置を行い、成功大学及び立命館大学と共同研究を推進。斜面の安定性や植生回復などの成果が評価され今回採用に至ったもので、前光華路支線での施工は昨年12月に完了。信義區では今年2月から施工を開始した。
 また、ブータンでは今年2月にマンデチュ水力発電プラント事業で採用が決定。施工面積は約5400平方メートルで日本での平均施工面積1千平方メートルを大幅に超える大型プロジェクトとなる。同社は14年から同国の代表的観光地であるドチュラ峠の斜面に本工法の試験設置を実施。同国公共事業省道路局や同国経済省地質鉱山局及び京都大学と共同研究を進めていた。この試験設置が契機となり昨年8月の集中豪雨による水力発電ダム建設現場での斜面崩壊で、インド政府とブータン政府の共同事業体から斜面整備事業への参画要請を受け同社は技術協力を行ってきた。施工は丸新志鷹建設(富山県中新川郡)が行う。
 ノンフレーム工法は3〜5メートルと比較的短い長さの補強材(ロックボルト)を地面に多数打設し、地面と補強材の相互作用により斜面を安定化させる工法。景観を保持しつつ土砂災害を防ぐ工法で、累計施工実績は150万平方メートルを突破している。

続きは日刊鉄鋼新聞をご覧ください。

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